サワコ先生の風呂敷 Level 2
特別支援学校・学級で体操服入れとして使用を求められる風呂敷。
目的は、毎日の着替えを通して 包む、結ぶ、ほどく、という複雑な指の運動を行うということです。
簡単に入れられる巾着型の物より機能訓練的なので取り入れられる先生も多いようです。
『学校で子どもが使うこと』を目的として染めています。
○気が散りにくいシンプルな柄。
○直感的に服を置く位置が判る包めること。
○長く使えること。
を中心に染めています。
≪特徴その1.直感的にわかる服を置く位置≫
「カタツムリくんの上に服を置いてね。」
学校の狭い机の上での作業でも服を置くべき中央がひと目でわかるようにキャラクターを配置しました。
「かたつむりくん」が隠れるように服を置くことで、次の結ぶ動作の時に左右の布の長さが違うなどのゆがみが生まれず、スムーズに包めます。
≪特徴その2.ひと目でわかる手に取る角≫
四隅のうち、対角線上の二つの角に同じマーク(★)を印字することで、一目でどの角と、どの角を持って結ぶのかがわかります。
サワコ先生が視察で目撃した、子どもの戸惑いや失敗を元に考案しています。
*包み始めで、どの角を持てばいいのかがわからないお子さんの為のガイドになります。
≪特徴その3.手を添える位置がわかるガイドライン≫
角を持つ時、手を置く目安の位置を染め分けています。
色が変わる位置を親指と人差し指で持つようにすると安定して結びやすい位置になっています。
また、白地と地色(緑)に分けることにより、結ぶ行程が不確かなお子さんへの説明の助けとします。
例「白い方を緑の上に持ってきてバッテン、くるりん、ぎゅっ!」など。
≪特徴その4.お名前枠の位置≫
集団生活で使用する目的を考え、同じクラスで何人もが同じ風呂敷を使用していても、自分の持ち物がひと目でわかるように結んだ先端に名前を出すことができます。(逆に個人情報保護の観点から初めに結ぶことで隠すことも可能です。)
≪特徴その5.中学生になっても使える大判サイズ≫
二四幅といわれる大判サイズ(一辺90cm)なので、中学生のジャージ上下に体操服を加えて入れても十分な大きさです。
冬のかさばる着替えを入れても余裕を持って包めます。
≪特徴6 本格手染め≫
老舗染め物店で、1枚1枚職人による手染めで作りました。
子どもが使うものなので、万一舐めてしまっても染料が溶け出したりしないよう日本古来の方法で作成しています。
*この商品は、販売価格を抑えるためクラウドファンディングにより資金調達をして製作しています。
◇サイズ
一辺 およそ90cm
◇材質
綿 100%
*お洗濯について:
洗濯機洗い可
*実物の色をできるだけ表示するよう心がけておりますが、お客さまの環境などにより多少の違いが生じる場合があります。ご了承ください。